10月16日から3日間、当ギャラリーに程近い雑司が谷鬼子母神恒例の秋祭り「お会式」がありました。
「お会式」は江戸時代から伝わる日蓮上人の忌日行事として毎年地域全体の人々が待ちわびる伝統的な大祭となっています。
当日は、白い和紙の花を一面に付けた、高さ3~4メートルの「万灯」を掲げて、団扇太鼓を叩きながら鬼子母神まで練り歩きます。たくさんの人々が一緒になって供養のお練りをするその3日間は、静かな雑司ヶ谷の街一帯に、太鼓が響き渡り、参道は露店で大にぎわいとなります。

威勢の良い若者たちが競って振り回す纏(まとい)

400年以上の歴史がある鬼子母神堂

夜に浮ぶ幻想的で美しい「万灯」
